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■792■ 8月20日

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バスに乗って飛行場まで出かけました。チェンマイには今まで路線バスがありませんでした。ソンテウというピックアップ・トラックの荷台に2列のベンチを取り付けた赤塗りの車が市内を走っているだけでした。このソンテウ、行先を交渉して乗ります。行先が先に乗っている客と同方向でない場合は、けっこう乗車拒否があります。一定の停留所があるわけではありませんから、町を流しているタクシーを捕まえる感覚で利用できますが、エアコンが付いていません。一時期、チェンマイの大気が最悪の状態になりましたが、そんな時はマスクを着用して利用している客がたくさんいました。何処でもつかまえられ、どこでも降りられる便利さが重宝され、長年庶民の足として活躍しています。


しかし、最近急増した中国人をはじめとする観光客には、言葉の問題で不評でした。モーバイホーンの翻訳アプリを駆使している旅行者を見かけましたが、旅行者が自由に利用できません。公共交通がそんな状態のチェンマイに定期路線バスが走り出したのは1年ほど前です。大型の紺色に塗られたこのバス、ときどき町中で走っているのを目撃しますが、いつもガラガラに空いており存続が危ぶまれていました。(実情は僕がそう観測しているだけで、結構利用客があるようです)。


実は、チェンマイに路線バスが走り始めたのはこれが最初ではありません。10年ぐらい前に路線バスに挑戦した会社がありました。しかし、奮闘努力の甲斐もなく、数ヶ月で姿を消してしまいました。余りにも乗客がすくないことと、運行時間の管理が杜撰で、いつ来るかもわからないバスを炎天下で待っている人は、少なかった様です。このバス、日本のバスの中古を使用していましたので、一度利用した際、なんだか日本国内でバスに乗っている感じがして、懐かしかったのを覚えています。(最も僕は生涯にわたってバスは余り利用した経験がありませんが・・・)

エアコンは効き過ぎるくらい寒かったのも覚えています。今回走っているバスは、結構その辺のリサーチは入念の様で、パブリシティーによると、2年間は赤字覚悟で運行しているようです。でもソンテウの有利さは変わらないようです。


今回は家人の提案で、飛行場まで乗ってみることにしました。僕は初利用ですが、家人はワロロット市場まで利用した経験があるようです。その時一緒だった長女の報告によると、専用アプリがあって、路線とバスの運行状況が示され、バス停も我が家の近所にあって使いやすいと好意的な感想でした。家人は炎天下で、車が激しく行きかう道路端で、長い時間バスを待っているのは苦通だと辛口の感想でした。

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我が家の近くのモール、ワン二マンのバスストップから乗車しました。アプリでは近くにバスが来ている表示がありました。待つ事しばし、到着バスが到着しました。乗客は8名、僕が利用した昼過ぎの時間にしても乗客が少なすぎます。

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車椅子用のスペースが広く取ってあるわりには(2台分)、旅行者の大型スーツケースの格納スペースが見当たりません、この辺り顧客ターゲットの設定が曖昧な感じがします。バスはお堀端を経て飛行場に向かいます。我々は飛行場の一つ手前のモールに用事があったため降車、1時間後に再度同じバスストップから乗車しました。この時の乗客は10名、ほとんどが旅行者と思われます。

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つぎが終点飛行場です。バスストップは国内線到着口の先に設けられています。僕は飛行場を利用の際は主に国際線ターミナルですので、このバスストップの存在を見落としていました。

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客はここで皆降りてしまいます。運転手も昼の弁当を使うのどかしさです。15分くらい待って乗客が7人乗り込んでバスは出発しました。我々はこの先まで継続して乗車します。行きのルートとはちょっと違いますが、やはりお堀端を通ってニマンヘミン通りに帰ってきました。車内アナウンスはありませんが、運転手が大声で停留所の名前を叫んでくれます。道路はかなり混雑していましたが。20分くらいで到着しました。途中の乗車は1名だけでした。ニマンヘミンで大半が降りたところを見ると、旅行者が主な乗客と見えます。

料金は一律20バーツ(飛行場までの所要時間20分)です。

その他の交通手段は

GLAB TAXI 200バーツ(10分、飛行場の中を通行)

AIRPORT TAXI 150バーツ(10分)

です。‘自分の好きな交通手段を選べるということは、チェンマイも少し近代都市の仲間入りしたと思えます。旅行者が増えて、必要は進歩の母となっています。


このRTC CHIANGMAI CITY BUSはチェンマイのお堀端を網羅する4系統7路線を運行していますが、いつ見てもガラガラの状態で、将来が危ぶまれます(僕だけの目撃状況では)。

2年間の限定バス、採算が取れて長い将来の継続を願ってやみません。


# by newsaki | 2019-08-20 20:08 | 2019