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イチゴ、とうもろこしが美味しい季節になりました

■705■ 2月27日
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散歩の途中で、美味しいものを見つけました。公務員宿舎の建て替え工事で歩道が削られ、仕方なく散歩の道順を変えていたのですが、久しぶりに通った旧ルートの道端で見つけ、買い求めた「とうもろこし」と「イチゴ」がことのほか美味で、だからチェンマイ生活と朝の散歩はやめられないと痛感しました。

年が明けると、チェンマイではイチゴが出回ります。最近はイチゴも、チェンマイを代表する産物の一になり、季節になると市場や町中でも盛んに売られています。露天が出る場所は決まっており、毎年同じ場所で店を張るので、ヨシズ張りの露天が出だすと、季節の到来を知ります。みかんとイチゴがそうです。チェンマイの気候は変化が乏しく、町中で売られている野菜や果物によってに季節の移ろいを知るわけです。しかし、この毎年同じ場所に出るヨシズ張りの店は、どこでも美味しいいものが売られているかというと、そうでもなく、大きな店は味も平均的で感心しません。噂によると美味しいいものは優先して大消費地バンコクに出荷され、二流品がチェンマイで売られているという話もあります。だから美味しいいイチゴを味わうには、産地に出かけるしか、バンコクに行くしか方法がありません。

チェンマイに移住した当時、山を二つ超えて、サムーン郡ボーケオという山間の産地まで車で3時間かけてでかけましたが、生産地には売店がなく、聞くとイチゴは全てチェンンマイに運んでいるということです。特においしいものは自家製にするという話を聞いて、がっかりしたことがあります。しかし、酸味が強いいちごはジャムにするとことのほかおいしく、季節になると家人の手作りの自家製を重宝しています。最近では観光客が殺到していますので、山岳地帯からかなり町に近いところまで栽培地が降りてきて、観光客相手にイチゴ狩りなどをしていますが、やはり小粒で酸っぱいのが主流では、観光客が押し寄せるという訳ではなく苦戦しているようです。

チェンマイでおいしいイチゴを食べるのは至難の業だと思っていたら、先日リンピンスーパーで大ぶりの「甘王」が売っているのに遭遇しました。真っ赤に色づいて美味しそうでつい手が出そうになりましたが、パッケジを見てびっくりしました。なんとMade in Koreaとなっています。この韓国製いちごは、日本からタネを持ち出し、韓国で栽培されているという話は新聞で読んだことがありますが、まさか外国まで輸出しているとは驚きです。この種のものを目撃したり、事件に遭遇したりするとにわか国粋主義に変貌する僕は、この韓国製の「あまおう」には、手が出ませんでした。

しかし、この種「日本オリジナル」の韓国製品や、中国製品に出会うとは少なくありません。なんとなく政治の貧困を感じて仕方がありません。アメリカ大統領トランプや小池百合子ではありませんが、「日本フアースト」と叫びたくなります。

by newsaki | 2017-02-27 14:27 | 2017