■706■ 3月16日

3月のチェンマイは、秋と春が混在したような風情です。気温は最夏季の4月のソンクラン・タイ正月・水掛祭りに向かってぐんぐん上昇していきます。タイ正月の時期がタイの一番暑い時期で、今年は4月13日から15日です。町の木々は一斉に花をつけ、瞬間に色づいた町に変貌します。3月に入るまでは、色のない町ですが、気温の上昇とともに一斉に花を咲かせます。チェンマイの春はそれほど劇的に変化します。

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まず、黄色のファンセーが咲きます。我が家にもこのファンセーが玄関先に咲いており、1週間で満開になり、花は2ヶ月ほど咲き続けます。冬の色彩がない時期に、最初に咲き始めるこの花は、季節の変わり目を告げてくれます。以前は方々の家にファンセーが咲いていましたが、今では住宅街が繁華街に変貌を遂げることに同調するように、ファンセーも切り取られてしまいました。この花は蔓をどこまでも伸ばし続けるため、だんだんと巨大化して、存在感を増します。我が家では去年、外壁の全面塗装をする際、思い切りよく屋根の部分を伐採してしまいましたが、それが好影響をもたらしたようで、今年は以前にも増して勢いがよく、満開になりました。それに今年は気温の関係からか二度咲きでまだきれいです。付近に増えたB&Bに宿泊している中国人観光客が、我が家の前でポーズをつけて写真撮影をしています。週2回ラウンドしているグリーンバレーも色づき始めました。12月はじめから2月まで、コースを占拠していた韓国人ゴルファーもすっかり陰を潜め、快適なラウンドを満喫しています。健康をかねてゴルフを楽しんでいますが、早朝6時半スタートすると10時には終了することができます。気温上昇中とはいえ、さすが太陽が顔を出さない早朝は、肌寒いくらいの快適さでハーフラウンドを満喫できます。でも、バックナインは、日の出とともに気温急上昇で、暑い中でのラウンドです。ここでは早春と、真夏が混在している感じです。

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コースにはいろいろな花が咲き出します。なかでもホン・クァオは圧巻です。インコースの17番ホールから見るタイのラーメン王のお屋敷に咲く花が圧巻で、まるでオレンジの花に包まれた感じです。池に映し出されたシンメトリーの花の盛り上がりは、匂い立つような感じで、しばらく花の色に圧倒されます。このラーメン王は、以前日本の日清食品でその製造法を学び、タイ味のトミヤンクンはタイを代表す食べ物になりました。タイ人はこれがなければ始まらないとばかり、大家のE君がオーストリアに医事留学するとき、大量に持って行った記憶を思い出します。
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ひっそりとしたゴルフコースの、椰子の間から上る朝日や、花に包まれたお屋敷や、池に咲く蓮の花の彩りや、ときおり「アホ、アホー」と聞こえる甲高い鳴き声を上げる(僕にはそう聞こえるのです)カ・ワゥとうい鳥の鳴き声を聞いていると、チェンマイ生活の静謐が体にしにしみこんできます。一昔前のチェンマイはこんな風情が町中にあふれかえっていたものですが・・・

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# by newsaki | 2017-03-16 14:37 | 2017