■727■  1月17日

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世界的に「走る」ブームは衰えを見せるどころか、このところますます盛んになって来ています。第12回チェンマイマラソンが20171224日に行われました。わが次女は今回が2回目の参加ですが、6年前のそれとは様子が一変盛況を極めているのに驚きました。以前は田舎のマラソン大会という趣があったので、非常に身近なマラソンでした。我が次女は東京住まいですが、今年はこのマラソンを目指して里帰りしてくれました。東京マラソンの抽選に連続して漏れた腹いせもあるようです。彼女は国内でいろいろなマラソン走破の経験保持者です。


今回は午前5時スタートの21キロマラソンに出走するのですが、我が家では数年前に彼女が走った10キロマラソンの経験があるので、すっくリスタートに間に合えばいいと、のんびり構えて集合場のターペー門を目指しました。午前4時半のことです。道には自動車の影がありません。それが途中から様子が予想とは違ってきて、慌てました。まだ太陽が顔を出さない午前4時半は真っ暗で、気温も15度くらいで肌寒い気温です。そんな薄暗い中目的地に向かって車が数珠つなぎになっており、車の脇をたくさんの人が歩いているのです。スタート地点のターペー門が近づくと、参加者の車が急増して数珠つなぎで、前に進むのもなんだかのろのろ運転でしたが、そのうち全く動かなくなってしまいました。こんな早朝、チェンマイで大渋滞が起こるのはまず考えられないのです。(というより、こんな早朝に渋滞にひっかかったのは初めての経験です)


参加者は皆ユニフオーム姿、なんだか皆気分が高揚しているようです。大きな団体がいくつもスタート地点を目指しています。ま、時間もまだあるのだからそのうち車は前に進むだろうとたかをくくっていましたが、全く動かない渋滞に次女はちょっと慌て気味、途中で下車して、歩き出しました。見ると前方に大型バスがハザードランプをつけて、のんきに駐車しています。増え続ける観光客のため、早朝、日の出る前から大型バスが走ってしていることを目撃するのは、そう珍しいことではありませんのでそのうち移動するだろうと思っていた僕が浅はかでした。


僕も週2回の早朝ゴルフは自宅を5時半に出発し、6時からラウンドします。今に時期は韓国人ゴルファーが大挙してコースを占領しますので、その前にスタートするというわけです。今の時期では午前6時にはまだボールがよく見えないので、懐中電灯で照らしてもらって、ティーショットするのです。不安もありますが、結構うまくいきます。前の組が十分距離をとったことの確認はちらちら見える小さな懐中電灯の光が頼りです。暗闇に放つ朝一のショットは結構まっすぐ行くもので、ロストボールという経験がありません。2打目は薄明かり、パー5のスタートホールの3打目にはボールがはっきり見えるようになり、こうなると欲がでるようで、ミスショットになったりします。

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結局、車を止める場所が見つからず、彼女のスタートする姿を見ることができませんでした。目標は2時間30分くらいだといっていましたので、いったん家に帰ってお茶でも飲んでのんびりと再度出かければいいだろうと家人と話し合いながら家に帰りつきました。チェンマイマラソンは、旧市街のお堀の周りを通って、我が家の近くのチェンマイ大学美術部の横を通過、キャナルロードを東進、ナイトサファリを折り返し点の45キロです。21キロのハーフマラソンはその半分ですが、我がやの近くを走るのであれば、途中も応援に出かけるべきだという協議一決、1時間後に家の近くのマラソンコースに出かけました。ハーフマラソンはこのあたりでちょうど中間点というところです。あたりはまだ真っ暗、チェンマイ大学前のこのあたりは、街灯もそれほど多くない場所ですが、その薄闇の中をもぞもぞという感じで、ランナーがかけ抜けていきます。我々が車を降りたそのとき、闇夜の中から「ママー」という次女の声が聞こえたと、後に家人はいうのですが、僕は難聴気味ですのでその声を聞き取ることができませんでした。面白かったのは、闇夜にすかして自転車に乗った救護班がいたことです。緑の十字の旗を掲げ、何やらランナーに渡しているのを目撃しました。大会組織も大いに進歩を遂げているようです。



日が昇る7時すぎ、次女はゴールしました。2時間652秒の快走でした。予想より大幅に早かったのは、チェンマイのコースは走りやすかったということです。確かにチェンマイは四方を山に囲まれた盆地の町ですが、その中心に位置する市街地は平坦です。その中でもキャナルロードは、道路が緩やかに傾斜しており、走ってみなければわからない設計のようです。普段僕は車で走るロードですので、この傾斜には全く気づかずに運転していることになります。

ゴール地点では、次々と到着するランナーを手際よくならべ、記録を印字した紙をマシンから吐き出させ、手渡ししていました。ゼッケンにチップが埋め込まれており、途中経過時間や、性別、年齢別の順位やタイムが出るというのです。コンピュータライズされた大会は、今やローカルマラソンといえない規模に発展しています。ちなみに当日の参加ランナーは総数10500人、外国人ランナー2846人、日本人164人という規模に膨れ上がっていました。もう、これはローカルマラソンといえません。

これに驚き、以後早朝の散歩では屋外看板などを注視していると、チェンマイではこのほかにもかなり多くのマラソンが行われているようです。健康志向のチェンマイ人や在留外国人は、いまや盛んに走っているようです。

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(大会公式ブログより)



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# by newsaki | 2018-01-17 16:11 | 2018