■709■ 4月30日
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桜の花は散ってしまいましたが、薫風かおる東京に来ています。2年ぶりです。チェンマイが一年で一番暑くなるこの時期、東京に脱出するのが我が家のルーティーンですが、毎年というわけにもいかず、2年に1回の東京ということになります。来るごとに東京の街は落ち着いていくというか、活気が失われていくように感じ、寂しさを感じます。でも、これは僕の加齢が進んでいることにも影響されているのかもしれません。もうこの街には、むせかえるほどの青春の息吹を感じることもなく、歳を重ねるごとに異郷に足を踏み入れているように感じて仕方がありません。まず、今回も成田で失敗しました。いつもの東京都心へのアクセスとして何を選ぶかで躊躇します。香港経由の飛行機は成田に午前6時に到着します。この時間では成田エクスプレスも、京成スカイライナーも、バスもまだ走っていません。毎回違う都心アクセスを使うのを楽しみにしていますが、その切符の購入方法がわかりません。JRの成田エクスプレスは対面販売をしていますが、相変わらず深夜便で到着した人が長蛇の列をなしています。怖気付いて向かいの京成線の切符売り場をみると、人だかりは見られません。先回同様無機質な機械がならんでいるだけで切符の買い方がわかりません。最近日本はこれが主流で、大変な自動販売機の数ですが、数が増えれば増えるほど複雑で買い方がわかりません。それに今回の失敗で学んだのですが、京成電車の成田から上野までのアクセスは、成田エクスプレスと、アクセス特急があることはわかっても、この二つがどう違うのか全く説明がありません。スカイライナーは午前6時半、その前に出るのはアクセス特急です。この切符を買って乗車しました。アクセス特急とスカイライナーの乗車位置は違うようで、ホームにステッカーが貼ってありますが、この段階でも違いは全くわかりませんでした。しばらくして電車が入ってきました。大きなスーツケースを持った外国人に混じって、日本人もちらほらと見受けられます。これで間違いないと思っているとそのうち車内アナウンスがあって、これでも上野に着くことが判明して安心していました。しかし、東京に近づくごとに乗客が増えてきて、ずいぶん昔に経験した通勤ラッシュに遭遇したことがわかりました。我々夫婦は大きなスーツケースを足元に挟んで、満員電車の人に邪魔にならないよう気兼ねして乗っています。まさか間違えて乗ったことは、通勤客にはわからないとは思いますが、駅に停まる毎に乗客は増え、超満員の様子になってきて、これでは単に間違えただけでなく、通勤客に大迷惑をかけていることになりました。この状態はかなり長時間続き、途中乗り換えなくてはならないことが判明した段階で、これは単に僕だけではなく、成田空港に不案内の人は、結構間違っているのではないかと思います。この状況を通勤客から見ると、何やら年老いた夫婦が通勤電車に大荷物を持って乗っているが、大いに迷惑だと感じていることは自明です。これは僕が日本人で、日本語を読むことができるのですが、もっと不案内の外国人観光客にとっては不便このうえないことだと思います。もう少し、この辺りの改善がないと増え続ける外国人観光客には不親切の極みでしょう。IT立国を標榜してからもうかなり時間が経っていると思います。交通表式や駅の案内、切符の料金表、路線案内、この辺りはもっと親切にコンピュータ連動で改良してほしいものです。今日で東京滞在四日目です。その間に地下鉄の切符売り場で2回、渋谷の街で2回、東京ドーム付近で2回、外国人を含めて道案内請われました。外国人や高齢者、地方からの人に不親切なままの東京の姿を見せつけられました。根本的な改革はまだ新聞紙上に登場していません。2020年オリンピックは間近です。このあたりの不便さを為政者は放置のままオリンピックを迎えるとなると、日本の評判が心配です。このあたりがうまくいっているのはソウルの街だと感心したことがあります。東京は街路樹の緑が新鮮です。「目に痛い新緑」という表現がぴったりです。そんな中大勢の人だかりを東京ドームでみました。ポールマッカートニーのコンサートがあり、その出待ちの行列だといいます。歳を重ねてもエネルギッシュに飛び回っている人もいます。まだまだ老けこむわけにはいきません。
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# by newsaki | 2017-04-30 17:08 | 2017